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准看護師と看護師の具体的な違い

私達は「看護師」とひとくくりに呼びますが、正しくは准看護師と看護師に分かれているのをご存知の人も多いでしょう。「じゃあ、仕事の内容に違いはあるの?」と疑問に思う人もいるでしょうが、現実的にはほとんど違いはありません。

医師の診療をサポートしたり、患者の健康状態のチェックおよび看護、あるいは患者の家族を色々な面で支えることが主な業務になります。これらは、准看護師だけでなく看護師も行っている仕事ですね。

仕事の内容がほとんど変わらないのに、給与はといえば…実際のところ看護師より低く抑えられているのが実情です。そのため、准看護師として働いている人には不公平感を訴える人も少なくありません。

准看護師とは、「都道府県知事から免許を受けて、医師や看護師の指示のもとに、患者の看護および診療の補助をする専門職」です。つまり、看護師が国家試験を受けて得られる資格なのに対し、准看護師は都道府県ごとの試験によって認定されるということに決定的な違いがあります。

准看護師というのはもともと戦後の看護師不足への対策として、各地域の医師会などによって養成が始まり、現在は全国におよそ40万人いるといわれています。現在もなお看護師不足の状況は変わっていないことから、そのニーズは増えることはあっても減ることはありません。

先にも述べたように、看護師と准看護師は仕事内容がほとんど同じなのですが、収入は看護師の方が1~2割多いという現状があります。ということは、雇用する側にとっては人件費を安く抑えることのできる准看護師は重宝な存在なのです。 景気の先行きが不透明といわれる今の時代、色々な意味で准看護師というポジションはなくてはならないということができるでしょう。

しかしその一方では、准看護師という存在を疑問視する声もあります。つまり、同じ仕事内容であれば看護師だけで良いのではないかという意見があるのです。

ただ今のところ、看護師不足が解消されていないことも一因となって、政府が准看護師制度を撤廃する心配はありませんが、いずれ制度廃止の日がくる可能性もないとはいえないのです。

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